planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜

このところすっかり「遅れてきた鍵っ子」である。

この土日はタイトルの「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」を鑑賞していた。

あらすじなどについては詳しいサイトが沢山あるので割愛するが、最後まで見た後で読書感想文的な整理をすると、

「プラネタリウムとて電源を失えば暗闇の中の金属とガラスのかたまりである。しかし人がそこに宇宙を感じることができるのならば、アンドロイドの中に命を感じることもできるのではないか?」

という感じである。

廃墟となった都市で誰にも知られず30年も客を待ち続ける美少女型アンドロイド、というだけでもう泣かせる気満々なのが伝わってくるが、そんなことは百も承知で見ているにも関わらず最後にはグッと来てしまうのはさすがの演出と言える。

どう転んでも悲劇的な結末になりそうな話で、案の定悲劇的な結末をむかえるのだが、何とかならなかったのだろうかという気がする。

誰かが自分の知らない間もずっと古びた機械とともに生き続けていて、自分が来るのを待ちつつ廃墟化していく、という設定はなかなか万能なのではないかと思い、これまで見たものの中から脳内検索してみたのだが、そこで出てきたのは「ニューシネマパラダイス」である。

と考えると、この話にも「ニューシネマパラダイスのオチ」的なものが付けられていたらもう少しエンディングの陰鬱な感じが晴れたのではないかと思われる。

うまく整理すれば2時間もののドラマとしてちょうどいいボリュームの話なので、このあたりを解決してぜひもう一度日の目を浴びてもらいたいと思わされる良作である。

~~

などと書いて下書きにしたまま忘れていたのが2月29日である。

今日YouTubeを見ていたら、「プラネタリアンアニメ化」のニュースが入ってきて仰天している。まさかまさか。