住宅家電

昨日、トイレを流しても水が出なくなったから見てくれと女房に言われ、タンクのフタをはずして中を覗いてみた。

で、よく見ると経路の途中から水がピューピュー出ている。緩んでいるのかと思って締めてみたが回らないので、逆に開けてみた。大バカである。ドぐぁピューと水が出てきた。止まらない。後で思うが、ここまでの僕はバカの極みだ。昔見た潜水艦の映画を思い出した。きっとこんな気分だったのだろう。

慌てて子供を呼んでコインを持って来いと言ったのだが、生憎女房の集金対応で小銭はすべて持って行かれた後で、「こんな時に限って!」というマンガのような状況である。どっかから探してこいと子供に言うと、僕のカバンの底から5円玉を見つけてきた。これを子供の手からひったくって左手で水の元栓を閉めてやっと冷静になった。

冷静になった目で色々見てみると、タンクの外側や内カバーのあちこちに「これを読まないのはただのバカ!」と言えるほど赤文字で「元栓を閉めてから作業をしろ!」と書いてある。すみませんでした。

で、冷静になって色々調べると、手洗い管に水を送ったり止めたりするフロートがつながっているダイヤフラムのゴムが破れていた。きっとこれが原因であろう。

原因がわかったので再度組み付けて動かしてみると、今度は水が止まらない。タンクがいっぱいになっても水が少しずつ出ていて、オーバーフロー管から便器に流れていってしまう。もったいない。

メーカーのサイトで部品を注文すると、遅い場合には数日かかりそうなので、ここはちょっと金がかかるかもしれないが、メンテ屋さんに来てもらうことにした。いわゆる「トイレのトラブル~円」のところではなく、メーカーのメンテナンス屋さんである。

で、今朝来てもらったら、5分で直して帰っていったらしい。ついでに定期交換のパッキンやらも交換をお願いしておいた。もう8年もノーメンテで動いていたのだ。

しかしすごいなと思ったのは、その耐久性の高さである。マニュアルには半年に一度メンテしろと書いてあるが、本当に半年ごとにメンテしている人がそうそういるとは思えない。それでも水浸しの電子機器が10年近く安定して動いて居るのは本当に驚異的だと思う。

車だって2~3年で車検をするし、コンピュータなど2年ぐらい使っていると必ずどこかおかしくなって交換する羽目になる。しかしトイレにしろ、ガス給湯器にしろ、10年近くメンテナンスされなくても危険な状況にならないようになっているのだから、メーカーの努力も大変なものなのではないかと思える。まぁでもちゃんとメンテナンスすればもっとずっと寿命が延びるのだろうが。

これを機会に、家を買ったときにもらった住宅家電のマニュアルを一通り眺めてみようかと思う。きっとどれも「1年ごとにこれを交換」とか書いてあるんだろうなぁ。

名車再生!のエド、かっけー

最近、ディスカバリーチャンネルでやっている「名車再生!クラシックカーディーラーズ」という番組にはまっている。マイクとエドの二人が出てきて、マイクが車を買い付け、エドがそれを整備して再びマイクがそれを売って儲けを出すまでを1時間でまとめた番組である。

この番組を見ていて何が心地よいかというと、マイクからもエドからも、車に対する深い愛情が感じられることである。マイクは自分の趣味で車を買い付けてきて「どーだい、いーだろう」とエドに見せ、エドはブツブツ言いながらその車を隅々まで修理する。そのシーン全てから二人のクルマ好きがにじみ出てきているように思える。

ディスカバリーチャンネルでは、他にもいくつか旧車をレストアする番組があるのだが、なぜか他の番組からはここまでの愛情が感じられない。

なかなか普通は見ることができない古い車をリフトで上げて下から見たり、エンジンルームの中を見られるだけではなく、キャブやトランスミッション、パッキンやらベアリングやらを交換する過程が見られることも、メカ好きにはたまらない番組である。内装の貼り直しや外装の傷消し、再塗装なども見せてくれる。プロの丁寧な仕事を、駆け足ではあるが見ているのは楽しい。

そしてもうひとつ、これだけは書いておかないといけないと思うのだが、この番組、吹き替えが秀逸なのである。二人の個性を引き出すような吹き替えを丁寧にやっていて、それに耳を傾けていると、声優という仕事がいかにクリエイティブな仕事であるかをしみじみ感じ取ることができる。

車好きの人は是非。